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【検証】Fxonet FX詐欺の疑い|著名人偽装とコモロ諸島ライセンス詐欺の実態

FxonetでFX投資を始めたら、最初は「担当者の言われるままスマホを操作」していたが、やめたいと申し出ると「18万円ほど損失が出ている」と脅され、出金しようとした直後に残高が0になってしまった。

FacebookやInstagramで「小島よしお、明石家さんま、徹子の部屋、タモリ」などの著名人を無断使用した広告で勧誘され、「バンドルカードで3万円入金」を指示された。

このような被害が急速に拡大しており、「返金します」と約束されたのにその後連絡が一切取れなくなった投資家から悲痛な声が上がっています。

詳しく調査してみると、Fxonetはコモロ諸島モヘリ島の「ムワリ国際サービス機構」という極めてマイナーなライセンスを取得していると主張しながらも、WikiFXでは「ノンライセンス」と判定され、評価スコア0.19という極めて低い評価を受け、利用規約には「12ヶ月以上利用がない場合1000ユーロ(約16万円)の休眠手数料」という異常な条項が記載されているという不可解な実態が浮かび上がりました。

本記事では、Fxonetの危険性について詳細な検証結果をお伝えします。

調査の結果を先にお伝えすると、FxonetはFX詐欺である可能性が極めて高いという結論に至りました。

それでは、調査で判明した事実を順番に解説していきます。

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この記事の監修者

安田 健司

情報セキュリティ・詐欺検証専門家

情報セキュリティ分野で10年以上の実務経験を持つ専門家。300件以上の詐欺案件を検証・分析し、消費者の皆様を詐欺被害から守る活動を続けています。最新のセキュリティ技術動向も調査し、実務に基づいた現実的なアドバイスを提供しています。

目次

FX詐欺の疑いがあるFxonetの正体

ここでは、Fxonetがどのような組織によって運営されているのか詳しく分析します。

Fxonetは実態不明のFX取引所

Fxonetの公式サイトを詳細に分析した結果、金融サービスとして致命的な問題が多数発見されました。

項目内容
名称Fxonet
URLhttps://www.fxonet.com/international/ja/
運営会社Fxonet Ltd
会社登録国/地域モヘリ島(別名ムワリ島)コモロ諸島
所在地P.B. 1257 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM
代表者名不明
メールアドレスinfo@fxonet.com
電話番号+815030857205
ライセンスムワリ国際サービス機構 BFX2024049

Fxonetは、アフリカ大陸とマダガスカル島に挟まれた場所に位置するコモロ諸島のモヘリ島(ムワリ島)に拠点を置くとされています。

この地域は日本人にとって馴染みのない場所であり、金融規制も非常に緩いオフショア地域として有名です。

高額手数料と不透明な規約の罠

Fxonetでは、12か月間取引がないだけで約16万円(1,000ユーロ)もの休眠手数料を請求するなど、極端に高額な手数料体系が確認されています。

さらに、出金時にも高い手数料が課され、資金を引き出しにくい構造。

加えて、サービスの対象が日本人であるにもかかわらず、利用規約はすべて英語表記のみ。

これは内容理解を意図的に難しくし、利用者が不利な契約に気づけないよう設計された極めて悪質な仕組みといえます。

著名人を悪用した偽装広告の実態

被害者の証言によると、FxonetはFacebookやInstagramなどのSNS広告で、小島よしお、明石家さんま、徹子の部屋、タモリなどの著名人の名前や番組を無断使用して信頼性を装っています。

しかし、これらの著名人が実際に関与していることは一切なく、完全な偽広告です。

また、「バンドルカードで入金」という手口は、クレジットカードのチャージ型を利用し、資金の追跡を困難にするための常套手段として使用されています。

Fxonetの金融ライセンス保有状況を検証

FX取引プラットフォームの信頼性を判断する上で、適切なライセンスの保有は必須条件です。

Fxonetのライセンス状況について詳しく調査しました。

日本の規制当局への登録状況

金融庁の登録業者リストを確認しましたが、Fxonetの名前は一切掲載されていませんでした

日本で合法的にFX業務を営むには、金融庁の厳格な審査を通過する必要があります。

無登録での営業は違法行為であり、利用者は金融商品取引法による保護を一切受けられません。

海外ライセンスの実態が不明

Fxonetの公式サイトでは、「ムワリ国際サービス機構(Mwali International Services Authority)の認可および規制を受け、ライセンス番号BFX2024049を有する」と記載されています。

調査の結果、ムワリ国際サービス機構は実在する機関であり、「List of entities」のページでFxonet Ltdの記載も確認できました。

つまり、Fxonetがこのライセンスを保有しているのは事実のようです。

しかし、この「ムワリ国際サービス機構」の信頼性には重大な疑問があります。

コモロ諸島のモヘリ島という極めてマイナーな地域の規制機関であり、日本人にとって馴染みがない上、情報も非常に少ないため、このライセンスがどこまで信頼できるものであるのかは不明です。

第三者機関での評価

世界中の金融業者情報を網羅する「WikiFX」では、Fxonetに対して以下のような極めて厳しい評価を下しています。

参考画像
検証画像
  • スコア:1.03(極めて低い)
  • ライセンス状況:ノンライセンス
  • リスク警告:「疑わしいライセンス」「評価が低すぎる」「利用しないでください」

この評価は、Fxonetが信頼できる取引所ではないことを明確に示しています。

第三者機関からこのような評価を受けている時点で、利用は避けるべきでしょう。

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Fxonetのドメイン情報から見える運営実態

ウェブサイトの素性を探る上で、ドメイン登録データは貴重な手がかりとなります。

Fxonetのドメインを技術的に分析した結果を報告します。

運営者情報の透明性

項目内容
ドメイン文字列fxonet.com
ドメイン登録日2024年1月30日
レジストラHosting Concepts B.V. d/b/a Registrar.eu
登録国オランダ
登録者情報プライバシー保護(Whois Privacy Protection Foundation)
参照ドメイン数33(記事作成時点)

2024年1月30日というドメイン取得日から、このサイトが運営開始から1年も経っていないことが分かります。

金融サービスとしては異例の短さで、実績も信頼も築けていない段階。

Whois情報では、登録者・管理者・技術担当者すべてが「Whois Privacy Protection Foundation」により隠蔽されており、実際の運営者や責任者が不明瞭です。

金融系のサイトでありながら透明性が全くない点は、詐欺のリスクが極めて高いと判断されます。

不可解な所在地とドメイン登録国の不一致

Fxonetの所在地はコモロ諸島とされているにも関わらず、ドメインの登録国はオランダになっています。

この不一致は、運営実態を意図的に隠蔽する目的です。

また、Fxonetのサイトにリンクしている外部サイトの数が33程度しかなく、投資関連サービスとしては非常に少ない状況。

これは新規サイトであることを裏付ける証拠でもあります。

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Fxonetの口コミ・評判では「出金できない」との声あり

Fxonetに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。

その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。

Yahoo!知恵袋での相談事例

Yahoo!知恵袋では、以下のような深刻な被害相談が確認されました。

masさん

2025/1/10 10:35

1回答

fxonetと関わりを持ってしまいました。fxについては無知、英語も理解できず、無謀な世界に顔を突っ込みました。昨年11月に25000円入金しています。
最初担当者の言われるままスマホを操作していました。仕事をしていますので電話のやり取りはなかなかできません。やめたいと申し出ていますが、担当者と良好な関係が築けず頓挫しています。今週初め連絡をとったときは年末利益が出ていたが、今は18万円ほど損失が出ていると脅されました。どなたか助けてほしいです。

引用元:Yahoo!知恵袋

詐欺相談なびでの口コミ

詐欺相談なびでは、以下のような口コミが確認されています。

25/07/04 12:19:42

FXONET LTDは、一見合法的な取引所に見えるものの、実際には存在しない架空の取引プラットフォームです。被害者が資金を引き出そうとするタイミングで、取引所との連絡が完全に途絶えることが多いです。情報を十分に調べ、信頼性のあるプラットフォームを選びましょう。

24/12/04 14:47:14

FXONETは詐欺!怪しい取引所ですので送金しては駄目ですね

24/10/28 17:29:48

fxonetに25000円振り込んでしまいましたが
詐欺だからやめましょうと警察に相談したら言われて、それでお金を返して欲しいと、電話して来たので言ったら
ちゃんとしたライセンスのある会社だからとか、勿論返しますとか言ってそれ以後電話して来ません
弁護士などに頼むほどの高額で無いので余計ただ取られたと思い悔しくしています

24/09/25 07:58:34

私はFxonet取引所で大変な目に遭いました。取引所での仮想通貨の売買が停止されたままの状態で、保有している資産が手に入りません。サポートチームからの返事もなく、自分の資産がどこに行ってしまったのか全くわからない状況です。返金を求めて訴えているのですが、何も対応がないまま時間だけが過ぎています。この取引所を利用する際は十分に注意してください。

24/09/18 09:46:42

ネットでFxonetの評判を見て良い評価が多かったため、安心して利用していました。しかし、出金しようとしたら急にアカウントが凍結されて、対応も全くしてもらえず、お金を引き出せる状況ではありませんでした。完全に詐欺です。信頼して預けたお金を勝手に動かされてしまうなんて許せません。こんな取引所に二度と関わりたくありません。

引用元:詐欺相談なび

詐欺被害ジャパンでの口コミ

詐欺被害ジャパンでは、以下のような口コミが確認されています。

24/08/27 15:26:59

仮想通貨詐欺 Fxonet 返金・出金できない

24/08/27 15:37:42

Fxonet 最初は少ない金額で運用させて架空の利益を上げさせて信用させる手口ですので注意してください

24/08/27 17:18:30

Fxonet 最初は少ない金額で運用させて利益を上げさせて実際に出金もさせて信用させてそこからが詐欺師が高額な取引を甘い言葉で持ちかけてきてシステム上では利益が上がっているように見せられます。

引用元:詐欺被害ジャパン

これらの証言から、Fxonetは出金拒否や不当な手数料といった、詐欺取引所に典型的な手口を用いていることが明らかです。

また、「Fxonetは危ない取引所」「Fxonet詐欺!」など複数の警告が発せられており、危険度の高さがうかがえます。

報告されている被害パターンをまとめました。

口コミから見えた被害の具体的なパターン
  • 最初は少額で取引させ、出金も成功させる
  • 信用を得たところで高額投資を促す
  • 出金時に手数料・税金の先払いを要求
  • 最終的に出金拒否され連絡も取れなくなる
  • システム上では利益が上がっているように偽装表示

これらの具体的な口コミ情報からも分かるように、Fxonetは典型的なFX詐欺の特徴を持っており、絶対に利用を避けるべき危険なサイトです。

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Fxonetのトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先

Fxonetでトラブルに遭遇した場合、どのような対処法があるのか詳しく解説します。

最初の出金成功に安心して高額投資してしまった方も、まだ諦める必要はありません。

警察相談における現実的な障壁

Fxonetの被害を警察に相談する場合、いくつかの障壁があります。

運営実態が全く不明で、詐欺を証明する詳細な記録がなければ立証は困難です。

また、運営実態がコモロ諸島モヘリ島という極めて遠隔地にあり、実際の運営者も匿名であるため、国際捜査の糸口すらつかめません。

実態が完全に詐欺であると証明する資料を作成するのは非常に難しく、一般の方がご自身で対応するハードルは相当高いと言えます

法律事務所利用時の実際の制約

弁護士への依頼も選択肢の一つですが、Fxonetのようなケースでは大きな制約があります。

最大の問題は、訴訟相手の特定が困難なことです。

仮にコモロ諸島での訴訟となれば、莫大な費用と時間がかかり、被害額を上回る可能性もあります。

FX取引の技術的側面に精通した弁護士も、限られているのが現状です。

早期対応と証拠保全の重要性

FX詐欺被害対処法フローチャート

⚠️
被害発生
出金拒否等

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法的対応
弁護士・警察

ポイント:FX詐欺では早期対応が重要です

被害回復のためには、以下の証拠を速やかに保全することが重要です。

  • 取引画面の全記録(特に初期の出金成功画面)
  • 「必ず儲かる」等の勧誘メッセージ
  • サポートとのやり取り(連絡が取れなくなる前後)
  • 入金記録と送金明細
  • SNSやマッチングアプリでの勧誘内容
  • 虚偽のライセンス表示画面(特にMSBライセンスの誤用)

ドメイン登録から1年未満という事実は、サイトが突然消える可能性を示唆しています。

証拠が消される前に、できる限り多くの情報を保存しておくことが肝心です。

専門調査会社への相談が最も効果的

参考画像

Fxonetのような複雑な詐欺案件では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も現実的な選択肢となります。

専門調査会社が提供する包括的サポート

  • FX取引プラットフォームの運営実態と関連組織の詳細調査
  • ブロックチェーン技術を活用した送金先の追跡
  • 詐欺を立証する証拠資料の収集と法的分析
  • 同様被害者の情報収集と被害パターンの解明
  • 警察への被害届提出時に必要な証拠資料の作成
  • 弁護士による法的手続きをサポートする詳細な調査報告書の提供
  • 国際的な返金交渉の戦略提案とサポート

専門調査会社は、「最初は出金させて信用させる」という特殊な詐欺手口の調査経験が豊富です。

特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類

これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に向上します。

無料の一次調査では、あなたの被害状況を詳しく分析し、返金可能性を専門的に診断してもらえますよ。

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FxonetのFX詐欺について調査してみた結論

FxonetのFX詐欺について調査してみた結論

Fxonetについて徹底的に調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。

調査で判明した危険な実態
  • 利用規約に「12ヶ月以上利用がない場合1000ユーロ(約16万円)の休眠手数料」という異常条項
  • 著名人(小島よしお、明石家さんま、徹子の部屋、タモリ等)を無断使用した偽広告
  • 出金申請をした途端に残高を0にする悪質な出金拒否
  • WikiFXスコア1.03で「利用しないでください」と警告
  • ドメイン登録から1年未満の新興サイト(2024年1月30日登録)
  • 運営者情報が完全匿名化されており、運営実態が不透明
  • 所在地(コモロ諸島)とドメイン登録国(オランダ)の不一致

これらの証拠は、Fxonetが計画的な詐欺サイトである可能性を強く示しています

特に、著名人を悪用した偽広告、異常な手数料体系、出金時の残高ゼロ化、WikiFXでの極低評価という手口は、その詐欺性を決定づけるものです。

しかし、被害に遭われた方も希望を捨てる必要はありません。

専門調査会社の技術により、複雑な国際詐欺案件でも資金回収への道筋をつけることが可能です。

無料診断を活用し、専門家の力を借りて大切な資産を取り戻す第一歩を踏み出してください。

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