
IC TradingでFX取引を始めたら、最初は少額の出金は問題なくできていたのに、高額投資した途端に出金申請が1ヶ月以上放置され、「手数料や税金を先に支払え」と要求された挙句、サポートからの返答も途絶えてしまった。
このような被害が急速に拡大しており、「必ず儲かる」という甘い言葉に騙された投資家から悲痛な声が上がっています。
詳しく調査してみると、IC Tradingは「モーリシャス金融サービス委員会の規制を受けている」と主張しながら、実際にはライセンス番号が確認できず、さらに日本の金融庁から正式に警告を受けているという衝撃的な実態が浮かび上がりました。
本記事では、IC Tradingの危険性について詳細な検証結果をお伝えします。
それでは、調査で判明した事実を順番に解説していきます。


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この記事の監修者
安田 健司
情報セキュリティ・詐欺検証専門家
情報セキュリティ分野で10年以上の実務経験を持つ専門家。300件以上の詐欺案件を検証・分析し、消費者の皆様を詐欺被害から守る活動を続けています。最新のセキュリティ技術動向も調査し、実務に基づいた現実的なアドバイスを提供しています。
FX詐欺の疑いがあるIC Tradingの正体
ここでは、IC Tradingがどのような組織によって運営されているのか詳しく分析します。
IC Tradingは実態不明のFX取引所
IC Tradingの公式サイトを詳細に分析した結果、表面的には整った金融サービスを装いながら、重大な問題が数多く発見されました。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | IC Trading |
URL | https://www.ictrading.com/en/ |
運営会社 | Capital Point Trading Ltd |
会社登録国/地域 | アメリカ(所在地はモーリシャス) |
所在地 | サイバーティ ラウンジ、1 階、ザ カタリスト、シリコン アベニュー、40 サイバーシティ、72201 エベネ、モーリシャス共和国 |
代表者名 | 不明 |
電話番号 | +230 215 8013 |
ライセンス | 会社ライセンス番号 GB21026834(検証不可)、会社登録番号 C-187004 |
IC Tradingのサイトでは、利用規約が全て英文のPDFでしか提供されておらず、日本人投資家が内容を把握することを意図的に困難にしています。
この手法は、利用者に不利な条項を読ませないための典型的な詐欺手法です。
また、アメリカをはじめとする多数の国でサービス提供を制限していると記載されていますが、規制の厳しい先進国を避けて、規制の緩い地域で詐欺行為を行う典型的なパターンと一致します。
金融庁からの正式警告と虚偽ライセンスの実態
金融庁の警告と虚偽ライセンスの実態
IC Tradingは金融庁から正式な警告を受けているにもかかわらず、その事実を隠蔽しています。
- 金融庁の警告を非公開のまま営業を継続
- 「モーリシャスFSC規制下(ライセンス番号:GB21026834)」と虚偽表示
- FSC公式データベースで該当ライセンスは確認できず
存在しない番号を掲示して投資家を誤解させる行為は、明らかに悪質なだましの手口といえます。
IC Tradingの金融ライセンス保有状況を検証
FX取引プラットフォームの信頼性を判断する上で、適切なライセンスの保有は必須条件です。
IC Tradingのライセンス状況について詳しく調査しました。
日本の規制当局への登録状況
金融庁の登録業者リストを確認しましたが、IC Tradingの名前は一切掲載されていませんでした。
無登録での営業は違法行為であり、利用者は金融商品取引法による保護を一切受けられません。
海外ライセンスの実態が不明
IC Tradingが主張するモーリシャスのライセンス「GB21026834」について、モーリシャス金融サービス委員会の公式データベースで徹底的な調査を実施。
現在有効なライセンスはもちろん、過去の履歴を含めても、この番号でCapital Point Trading Ltdの登録は確認できませんでした。
虚偽のライセンス番号を掲示することは、投資家の信頼を悪用する極めて悪質な行為であり、詐欺の確信犯的な証拠と言えます。
第三者機関での評価
金融業者の情報を網羅的に収集している「WikiFX」では、IC Tradingの情報自体が存在しませんでした。
WikiFXは、ライセンスを持たない業者であっても「ノンライセンス」として情報を掲載していますが、IC Tradingについては検索結果すら表示されない状況です。
これは極めて異常であり、運営実態が全く不明であることを示しています。


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IC Tradingのドメイン情報から見える運営実態
ウェブサイトの素性を探る上で、ドメイン登録データは貴重な手がかりとなります。
IC Tradingのドメインを技術的に分析した結果を報告します。
運営者情報の透明性
項目 | 内容 |
---|---|
ドメイン文字列 | ictrading.com |
ドメイン登録日 | 2010年2月24日 |
レジストラ | GoDaddy.com, LLC |
登録国 | アメリカ(Domains By Proxy LLC により匿名化) |
登録者情報 | プライバシー保護(完全匿名) |
2010年に登録された古いドメインという事実は、一見すると信頼性を示すように見えますが、実際には現代の詐欺の巧妙な手法を示しています。
近年確認されるのは、過去に使用されていたドメインを転売市場で取得し、信頼性を偽装する手法。
金融サービスを提供する企業がこれほどの匿名性を保っていることは、極めて不自然で危険な兆候でしょう。
詐欺サイトに特徴的な技術的構造
Amazon Web Services(AWS)のDNSサービスを使用していることも重要な分析ポイント。
匿名性とコストパフォーマンスの高さから、短期間で運営して姿を消す「出口詐欺」に適しているため。
ドメイン年数が長いことだけで安心するのは極めて危険で、現在の運営実態、ライセンス状況、規制当局からの評価こそが最も重要な判断基準となります。


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IC Tradingの口コミ・評判では「出金できない」との声あり
IC Tradingに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。
その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。
Yahoo!知恵袋での相談事例
Yahoo!知恵袋では、IC Trading自体の相談はまだ確認できませんでした。
ただし、類似の手口による被害報告は増加傾向にあります。
SNSでの情報
X(旧Twitter)でも、IC Tradingに関する具体的な投稿は見つかりませんでした。
詐欺相談なびでの口コミ
詐欺相談なびでは、以下のような口コミが確認されています。
25/06/27 15:32:58
ictrading.comは、実際には存在しない架空の取引所で、主にインターネット上で投資家を騙すことを目的としています。しつこい勧誘: 高額な投資を促す電話やメールが頻繁に送られてきます。取引を甘い言葉で持ちかけてきてシステム上では利益が上がっているように見せられます。
25/06/06 15:12:55
IC Trading 【ictrading.com】取引所から出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だとかハッキング・マネーロンダリングの疑いが持たれているなど更にお金を送金を送るように指示をされますが全て嘘の話ですのでご注意してください!
25/06/04 12:15:44
IC Trading取引所から出金の手続きをしようとすると先に税金(手数料)が必要だとかハッキング・マネーロンダリングの疑いが持たれているなど更にお金を送金を送るように指示をされます高利益を謳う取引には慎重に対応し、必ず事前にリサーチを行うことが大切です。
25/06/03 23:20:45
ictrading.com~ICトレーディング~取引所から出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら詐欺の取引所だと疑ってください。詐欺師は資金を騙し取るために焦らして早く送金をするよう指示してきますが注意してください!
25/06/03 09:28:25
IC Trading 【ictrading.com】取引所を仲介した紹介者は2人で一緒に将来の資金を稼ごう!必ず儲かる!出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら危険だと思ってください。怪しいと思ったら相談を!
最初は少額、無料で取引をさせて更に利益をその中で出金をさせて信用させてきます。始め出金できたから大丈夫というのは危険です!引用元:詐欺相談なび
詐欺被害ジャパンでの口コミ
詐欺被害ジャパンでは、以下のような口コミが確認されています。
25/06/03 09:27:34
FX投資詐欺
ictrading.com~ICトレーディング~返金・出金できない
25/06/03 23:20:34
ictrading.com~ICトレーディング~取引所から出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら詐欺の取引所だと疑ってください。
詐欺師は資金を騙し取るために焦らして早く送金をするよう指示してきますが注意してください!
25/06/06 15:13:37
【警告】架空の取引所「ictrading.com~ICトレーディング~」にご注意ください
オンライン取引の普及に伴い、詐欺的なプラットフォームも増えています。中でも「ictrading.com~ICトレーディング~」という架空の取引所が注目を集めています。IC Trading 【ictrading.com】取引所は危険な取引所ですので送金しては駄目ですね!
25/06/27 15:33:09
ictrading.comは、実際には存在しない架空の取引所で、主にインターネット上で投資家を騙すことを目的としています。
しつこい勧誘: 高額な投資を促す電話やメールが頻繁に送られてきます。
取引を甘い言葉で持ちかけてきてシステム上では利益が上がっているように見せられます。
25/08/20 14:26:55
ictrading.comは、一見合法的な取引所に見えるものの、実際には存在しない架空の取引プラットフォームです。
サポートに問い合わせても、理由をつけて出金を拒否されることが一般的です。
怪しいと思ったらすぐ相談してくださいそうすれば被害に遭うことはないかと思います。
引用元:詐欺被害ジャパン
また、「IC Tradingは危険な取引所」「IC Trading詐欺!」など複数の警告が発せられており、危険度の高さがうかがえます。
報告されている被害パターンをまとめました。
- 最初は少額で取引させ、出金も成功させる
- 信用を得たところで高額投資を促す
- 出金時に手数料・税金の先払いを要求
- 最終的に出金拒否され連絡も取れなくなる
- システム上では利益が上がっているように偽装表示
これらの具体的な口コミ情報からも分かるように、IC Tradingは典型的なFX詐欺の特徴を持っており、絶対に利用を避けるべき危険なサイトです。


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IC Tradingのトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先
IC Tradingでトラブルに遭遇した場合、どのような対処法があるのか詳しく解説します。
最初の出金成功に安心して高額投資してしまった方も、まだ諦める必要はありません。
警察相談における現実的な障壁
IC Tradingの被害を警察に相談する場合、金融庁からの警告という強力な証拠がありますが、個別の詐欺行為を立証するには追加の証拠が必要です。
「必ず儲かる」という勧誘文句等は明らかに違法ですが、それを証明する録音や記録がなければ立証は困難。
また、運営実態が海外にあり、中古ドメインを使用した匿名運営という複雑な構造のため、国際捜査の糸口をつかむことが厳しいのが現状です。
警察は刑事事件として扱いますが、被害金の回収は民事の領域となるため、お金が戻る保証はありません。
法律事務所利用時の実際の制約
弁護士への依頼も選択肢の一つですが、IC Tradingのようなケースでは大きな制約があります。
最大の問題は、訴訟相手の特定が困難なことです。
仮にモーリシャスでの訴訟となれば、莫大な費用と時間がかかり、被害額を大幅に上回る可能性があります。
FX取引の技術的側面に精通した弁護士も、限られているのが現状です。
早期対応と証拠保全の重要性
FX詐欺被害対処法フローチャート
被害回復のためには、以下の証拠を速やかに保全することが重要です。
- 取引画面の全記録(特に初期の出金成功画面)
- 「必ず儲かる」等の勧誘メッセージ
- サポートとのやり取り(連絡が取れなくなる前後)
- 入金記録と送金明細
- SNSやマッチングアプリでの勧誘内容
- 虚偽のライセンス表示画面(特にMSBライセンスの誤用)
中古ドメインを使用した匿名運営という事実は、サイトが突然消える可能性を強く示唆しています。
証拠が消える前に、できる限り多くの情報を保存しておくことが肝心です。
専門調査会社への相談が最も効果的


IC Tradingのような複雑な詐欺案件では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も現実的な選択肢となります。
専門調査会社が提供する包括的サポート
- FX取引プラットフォームの運営実態と関連組織の詳細調査
- ブロックチェーン技術を活用した送金先の追跡
- 詐欺を立証する証拠資料の収集と法的分析
- 同様被害者の情報収集と被害パターンの解明
- 警察への被害届提出時に必要な証拠資料の作成
- 弁護士による法的手続きをサポートする詳細な調査報告書の提供
- 国際的な返金交渉の戦略提案とサポート
専門調査会社は、「最初は出金させて信用させる」という特殊な詐欺手口の調査経験が豊富です。
金融庁警告、虚偽のライセンス情報、中古ドメインの悪用、サポート機能の意図的な不全など、IC Trading特有の詐欺手法から運営グループの特定につながる手がかりを見つけ出すことができます。
特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類」です。
これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に向上します。
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IC TradingのFX詐欺について調査してみた結論


IC Tradingについて徹底的に調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。
- 2025年5月に日本の金融庁から正式に警告を受けた違法業者
- 主張するモーリシャスのライセンス番号「GB21026834」が確認不可の虚偽情報
- WikiFXでも情報確認不可の極めて危険な状態
- 中古ドメインを使用した匿名運営で実態隠蔽
- 利用規約が英文PDFのみで内容把握を意図的に困難化
- 初期出金で信用させる典型的な「出口詐欺」手口
これらの証拠は、IC Tradingが計画的な詐欺サイトである可能性を強く示しています。
しかし、被害に遭われた方も希望を捨てる必要はありません。
専門調査会社の技術により、複雑な国際詐欺案件でも資金回収への道筋をつけることが可能です。
無料診断を活用し、専門家の力を借りて大切な資産を取り戻す第一歩を踏み出してください。


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