
TERECOINでSKA(ShinkAi)という仮想通貨に投資したところ、最初は順調に利益が出ていたのに、いざ出金しようとすると「税金の支払いが必要」「手数料が不足している」などの理由で出金を拒否され、最終的にはサポートと連絡が取れなくなった。
このような被害が急速に拡大しており、「必ず儲かる」という甘い言葉に騙された投資家から悲痛な声が上がっています。
詳細な調査を実施した結果、TERECOINは運営会社や所在地などの基本情報を一切公開せず、存在しない仮想通貨SKA(ShinkAi)を使った組織的な詐欺である可能性が極めて高いことが判明しました。
本記事では、TERECOINの危険性について詳細な検証結果をお伝えします。
それでは、調査で判明した事実を順番に解説していきます。


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この記事の監修者
安田 健司
情報セキュリティ・詐欺検証専門家
情報セキュリティ分野で10年以上の実務経験を持つ専門家。300件以上の詐欺案件を検証・分析し、消費者の皆様を詐欺被害から守る活動を続けています。最新のセキュリティ技術動向も調査し、実務に基づいた現実的なアドバイスを提供しています。
仮想通貨詐欺の疑いがあるTERECOINの正体
ここでは、TERECOINがどのような組織によって運営されているのか詳しく分析します。
TERECOINは実態不明の仮想通貨取引所
TERECOINの公式サイトを詳細に分析した結果、金融サービスとして必要な情報がことごとく欠落していることが判明しました。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | TERECOIN |
URL | https://pc.terecoin.com/home |
運営会社 | 不明 |
会社登録国/地域 | 不明 |
所在地 | 不明 |
代表者名 | 不明 |
メールアドレス | support@terecoin.com |
電話番号 | 不明 |
ライセンス | 不明 |
最も不審なのは、「TERECOINについて」というページを確認しても、運営会社の詳細情報が全く記載されていない点です。
通常の取引所であれば、利用者の信頼を得るために会社情報を詳細に公開するのが当然。
連絡手段もメールアドレスのみで、電話でのサポートは一切提供されていません。
これは問題が発生した際に、利用者が直接連絡を取ることを困難にする意図が見て取れます。
偽装されたSNSアカウント
さらに深刻な問題として、公式サイトにはInstagramやFacebookなど多数のSNSアイコンが表示されていますが、これらは全て機能しない偽装であることが判明しました。
クリックしても実際のSNSページには遷移せず、単なる画像として表示されているだけ。
これは実在する企業を装うための見せかけに過ぎず、中国系の詐欺サイトでしばしば確認される特徴です。
架空の仮想通貨「SKA(ShinkAi)」による手口
TERECOINについて調べていくと、「ShinKAI(SKA)」という仮想通貨の名前が頻繁に登場します。
ShinKAI(SKA)はTERECOINで取引ができる仮想通貨とされていますが、主要な仮想通貨データベースや取引所で確認を行った結果、このような名称の正規の仮想通貨は存在していません。
これらの要求は全て詐欺の常套手段であり、支払いを拒否すると出金が完全にロックされてしまいます。
TERECOINの金融ライセンス保有状況を検証
仮想通貨取引所の信頼性を判断する上で、適切なライセンスの保有は必須条件です。
TERECOINのライセンス状況について詳しく調査しました。
日本の規制当局への登録状況
金融庁の登録業者リストを確認しましたが、TERECOINの名前は一切掲載されていませんでした。
無登録業者との取引は、トラブルが発生しても法的保護を受けられない可能性が高く、極めて危険です。
海外ライセンスの実態が不明
TERECOINの公式サイトでは、取引所が持つライセンスに言及している内容が一切見つかりません。
これは極めて異例であり、金融サービスとして運営する上で最も基本的な信頼性の要素が欠如しています。
どこの国の規制も受けていない状況は、利用者にとって非常に高いリスクを意味します。
第三者機関での評価
FX会社の安全性やレビューに関する情報を提供するサイト「WikiFX」において、TERECOINの情報自体が確認できませんでした。
多くの取引所についての情報を持つWikiFXでは、ライセンスを持たない取引所であっても「ノンライセンス」として情報が記載されるのが一般的です。
そういった情報さえ存在しないという点は、TERECOINが金融サービスとしての実態をほとんど持たない、あるいは極めて隠蔽された存在であることを強く示唆しています。
TERECOINのドメイン情報から見える運営実態
ウェブサイトの素性を探る上で、ドメイン登録データは貴重な手がかりとなります。
TERECOINのドメインを技術的に分析した結果を報告します。
運営者情報の透明性
項目 | 内容 |
---|---|
ドメイン文字列 | terecoin.com |
ドメイン登録日 | 2021年12月26日 |
レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
登録国 | アメリカ合衆国(US) |
登録者情報 | 完全匿名(Redacted for privacyによりマスク) |
最も問題なのは、登録者、管理者、技術担当者の全ての情報が「Redacted for privacy」により完全に秘匿されていること。
使用されているレジストラのGname.comは、匿名性が高く低コストで利用できることから、過去に多くの詐欺サイトで悪用されてきた実績があります。
中古ドメインの可能性
ドメインの登録日は2021年12月26日となっていますが、これが実際のサービス開始日とは限りません。
詐欺業者が信頼性を装うために、運用歴の長い中古ドメインを購入して使用している可能性も考えられます。
匿名性の高さと透明性の欠如は、それ自体が大きなリスクであり、投資金を持ち逃げされても運営元を追跡する手段がないことを意味します。


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TERECOINの口コミ・評判では「出金できない」との声あり
TERECOINに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。
その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。
Yahoo!知恵袋での相談事例
Yahoo!知恵袋では、 TERECOIN自体の相談はまだ確認できませんでした。
ただし、類似の手口による被害報告は増加傾向にあります。
SNSでの情報
X(旧Twitter)では、以下のような投稿が確認されています。
SKA(ShinkAi)仮想通貨を TERECOINという取引所で買ったが、 出金できない。 税金を要求されている。 といった内容の相談が非常に増えています。 サイトには多数の不自然な点があり注意が必要です。
引用元:X
ShinKAI(SKA)の手口は過去に相談のあったNexTxのNAIとほぼ同一であることがわかりました。 Terrecoinという取引所にイーサリアムを送る流れのようです。 こちらご注意ください。
引用元:X
よくわからないLINEグループでShinkAI(SKA)を勧めてくるという相談がありました。 内容的にはNexTxのNAIと類似してるようです。 藤原、山口を名乗る人物に注意してください。
引用元:X
詐欺被害ジャパンでの口コミ
詐欺被害ジャパンでは、以下のような口コミが確認されています。
25/07/01 19:21:22
ここでSKAというトークンを買わされることになりました。SKAが上場するにあたりこの取引所に手数料としてSKAの評価額の3%を入金させられました、さらに上場後に納税という名目で利益の5%相当額を入金するように指示されて、そこでこれ以上はダメだと思い入金できない旨を伝えたところ出勤ロックされてしまいました。
25/07/02 21:09:20
インスタグラムで株情報を配信している『たけ/【新NISAでズボラ資産運用@日本株】』(偽アカウントではなく、本当のアカウント)から、初心者勉強用LINEグループ『茶道式資産育成』に勧誘されました。
最初は株の情報提供からスタートし、時間をかけて信用を得ると、途中からterecoinを使用した暗号資産SKAを強く勧めてきました。
terecoinのURL(アプリ)を送ってきます。ダウンロードさせられ、指示通りに購入するよう誘導されます。SKA(シンカイ)という銘柄は先行販売。
今後このような機会は無いと言ってきます。自分もだいぶ疑いましたが、自分の口座で管理出来る事。相手口座に送金する事が無いこと。パスワード等も教える必要が無く、実際の運用画面が毎日見える事で安心し、また運用結果も驚く程に増えます。追加投資も何度も勧誘されます。お金を出す時が近づくと、資産凍結のメッセージが送ってきたり、エラーが出たり、手数料が必要と何度も何度も催促されます。運用成果から差し引きは出来ないと言われ、別に現金で用意するよう言われます。数百万を請求され続けます。
それが解決しても、今度は日本円で売却して資金を移動するよう指示されます。
その移動先もグルです。結果、インスタグラム、勉強用LINEグループ、サポートするスタッフ、terecoin、terecoinのサポートデスク、全てが詐欺グループです。心配したふりで連絡を取ってくる生徒メンバーも全員サクラです。
terecoinに送金させられた瞬間に、詐欺グループの手中に資金が行きます。
自分のお金はきっと還ってきませんが、これ以上同じ手口で被害者が出ないよう願います引用元:詐欺被害ジャパン
報告されている被害パターンをまとめました。
- SNS・投資コミュニティを装った信用構築型勧誘
- 架空取引所「Terecoin」を利用した送金誘導
- 少額成功→追加投資誘導の実績演出
- 架空のスタッフ・サクラを使った演出
- 連絡断絶・アカウント削除による逃亡
これらの具体的な口コミ情報からも分かるように、TERECOINは典型的な投資詐欺サイトの特徴を持っており、絶対に利用を避けるべき危険なサイトです。


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TERECOINのトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先
TERECOINでトラブルに遭遇した場合、どのような対処法があるのか詳しく解説します。
最初の出金成功に安心して高額投資してしまった方も、まだ諦める必要はありません。
警察相談における現実的な障壁
TERECOINの被害を警察に相談する場合、いくつかの障壁があります。
アカウント凍結やアクセス不能といった状況を証明する具体的な証拠(スクリーンショット、取引履歴など)がなければ、詐欺を立証する証拠を集めて整理できていないと、証拠不十分として被害届が受理されません。
また、運営者情報が完全に隠蔽されているため、捜査の糸口を見つけることが極めて困難です。
警察は刑事事件として扱いますが、被害金の回収は民事の領域となるため、お金が戻る保証はありません。
実態が完全に詐欺であると証明する資料を作成するのは非常に難しく、一般の方がご自身で対応するハードルは相当高いと言えます。
法律事務所利用時の実際の制約
弁護士による法的手続きを検討する場合も、相手方の特定ができない状況では訴訟の提起自体が不可能です。
仮に海外での訴訟となれば、莫大な費用と時間がかかり、被害額を大幅に上回る可能性もあります。
仮想通貨詐欺の技術的側面に精通した弁護士も限られているのが現状です。
早期対応と証拠保全の重要性
仮想通貨詐欺被害対処法フローチャート
被害回復のためには、以下の証拠を速やかに保全することが重要です。
- 取引画面の全記録(特に初期の出金成功画面)
- 「必ず儲かる」等の勧誘メッセージ
- サポートとのやり取り(連絡が取れなくなる前後)
- 入金記録と送金明細
- SNSやマッチングアプリでの勧誘内容
- 虚偽のライセンス表示画面(特にMSBライセンスの誤用)
ドメイン登録から数年経過していても、突然サイトが消える可能性は常にあります。
証拠が消える前に、できる限り多くの情報を保存しておくことが肝心です。
専門調査会社への相談が最も効果的


TERECOINのような複雑な詐欺案件では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も現実的な選択肢となります。
専門調査会社が提供する包括的サポート
- 仮想通貨取引所の運営実態と関連組織の詳細調査
- ブロックチェーン技術を活用した送金先の追跡
- 詐欺を立証する証拠資料の収集と法的分析
- 同様被害者の情報収集と被害パターンの解明
- 警察への被害届提出時に必要な証拠資料の作成
- 弁護士による法的手続きをサポートする詳細な調査報告書の提供
- 国際的な返金交渉の戦略提案とサポート
専門調査会社は、偽の住所や著名人悪用といった詐欺サイトの調査経験を豊富に持っています。
不透明な運営情報、フェイクのSNSリンク、中国語フォントの混入など、TERECOIN特有の手口から運営グループの特定につながる手がかりを見つけ出すことが可能です。
特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類」です。
これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に向上します。
無料の一次調査では、あなたの被害状況を詳しく分析し、返金可能性を専門的に診断してもらえますよ。


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TERECOINの仮想通貨詐欺について調査してみた結論


TERECOINについて徹底的に調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。
- 運営実態が完全に不明
- 匿名化と偽装による信頼演出
- 架空通貨「SKA(ShinkAI)」を利用した投資誘導
- 出金時の「税金・手数料」請求による二次被害
- SNS・LINEグループを使った組織的勧誘
これらの証拠は、TERECOINが計画的な詐欺サイトである可能性を強く示しています。
特に、実在しないSKA(ShinkAi)という通貨を使った手口は、過去の類似詐欺案件との共通点も多く、計画的な犯行であることが推測されます。
しかし、被害に遭われた方も希望を捨てる必要はありません。
専門調査会社の技術により、複雑な国際詐欺案件でも資金回収への道筋をつけることが可能です。
無料診断を活用し、専門家の力を借りて大切な資産を取り戻す第一歩を踏み出してください。


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