
OXShareで仮想通貨投資を始めたら、最初は問題なく出金できていたのに、高額投資した途端に「条件に違反している」「認証ができない」という理由で連絡が取れなくなった。
このような被害が急速に拡大しており、「必ず儲かる」という甘い言葉に騙された投資家から悲痛な声が上がっています。
詳しく調査してみると、OXShareは日本の金融庁から令和7年6月に正式に警告を受けている無登録業者であり、第三者機関WikiFXでも「ノンライセンス」と判定され、スコア2.04という極めて低い評価で「未解決の苦情が多い」と明記されています。
さらに、ドメイン情報が完全に匿名化され、運営実態が一切不明という極めて危険な実態が浮かび上がりました。
本記事では、OXShareの危険性について詳しく検証した内容をお伝えします。
それでは、調査で判明した事実を順番に解説していきます。


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この記事の監修者
安田 健司
情報セキュリティ・詐欺検証専門家
情報セキュリティ分野で10年以上の実務経験を持つ専門家。300件以上の詐欺案件を検証・分析し、消費者の皆様を詐欺被害から守る活動を続けています。最新のセキュリティ技術動向も調査し、実務に基づいた現実的なアドバイスを提供しています。
仮想通貨詐欺の疑いがあるOXShareの正体
ここでは、OXShareがどのような組織によって運営されているのか詳しく分析します。
OXShareは実態不明の仮想通貨取引所
OXShareの公式サイトを詳細に分析した結果、金融サービスとして必要な情報に深刻な問題があることが判明しました。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | OXShare |
URL | https://oxshare.com/ja/ |
運営会社 | OXShare Limited |
会社登録国/地域 | セントルシア |
所在地 | Ground floor, The Sotheby Building, Rodney Village, Rodney Bay, Gros-Islet, Saint Lucia |
代表者名 | 不明 |
メールアドレス | support@oxshare.com support_iraq@oxshare.com |
電話番号 | +90 533 353 2206 +964 786 686 0033 +961 81 477 852 |
ライセンス | 不明 |
OXShareは2021年に設立されたとされ、レバノンを拠点としている取引所。
金融庁からの正式警告という決定的な危険信号
最も深刻なのは、OXShareが令和7年の6月にインターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたものとして金融庁から正式に警告を受けていることです。
これは、日本の金融当局が公式に危険性を認定した決定的な証拠。
さらに問題なのは、OXShareの拠点である住所には過去にも複数の取引所が登録されており、軒並み詐欺の可能性が高いとして警告の対象になっていました。
これは、同一の詐欺グループが住所を使い回している可能性を強く示唆しています。
必要情報の意図的な隠蔽
OXShareの公式ページ内には、ライセンスに関する情報が一切記載されていません。
「私たちに関して」という会社情報のページを確認しても、レバノンやセントルシアの規制機関でライセンスを取得しているといった基本的な情報すらありませんでした。
さらに深刻なのは、利用規約やプライバシーポリシーといった重要な約款が全てダウンロード必須で、内容は英文のみとなっていることです。
これは、日本人投資家をターゲットにしているにも関わらず、意図的に内容の理解を困難にさせている可能性を示唆しています。
OXShareの金融ライセンス保有状況を検証
仮想通貨取引所の信頼性を判断する上で、適切なライセンスの保有は必須条件です。
OXShareのライセンス状況について詳しく調査しました。
日本の規制当局への登録状況
金融庁の登録業者リストを確認しましたが、OXShareの名前は一切掲載されていませんでした。
無登録業者との取引は、トラブルが発生しても法的保護を受けられない可能性が高く、極めて危険です。
海外ライセンスの実態が不明
OXShareの公式サイトでは、取引所が持つライセンスに言及している内容が一切見つかりません。
セントルシアやレバノンに拠点があると主張するのであれば、本来であれば登録国や会社の拠点がある地域でのライセンス情報が記載されているはずです。
そういった内容が全くないことからも、OXShareはライセンスを持たない違法業者である可能性が極めて高いと考えられます。
第三者機関での評価
世界中の金融業者情報を網羅するWikiFXでは、OXShareに対して以下のような極めて厳しい評価を下しています。


- スコア:2.11(極めて低い)
- ライセンス状況:ノンライセンス
- リスク警告:「疑わしいライセンス」「評価が低すぎる」「利用しないでください」
この評価は、OXShareが信頼できる取引所ではないことを明確に示しています。
OXShareのドメイン情報から見える運営実態
ウェブサイトの素性を探る上で、ドメイン登録データは貴重な手がかりとなります。
OXShareのドメインを技術的に分析した結果を報告します。
運営者情報の透明性
項目 | 内容 |
---|---|
ドメイン文字列 | oxshare.com |
ドメイン登録日 | 2021年01月23日 |
レジストラ | GoDaddy.com, LLC(IANA ID: 146) |
登録国 | アメリカ(Domains By Proxy LLC/アリゾナ州テンピ) |
登録者情報 | 完全匿名(Domains By Proxy LLC によって非公開) |
登録から3年以上が経過しており、長期運用実績があるように見えますが、実体は不明です。
最も懸念されるのは、ネームサーバーに「dns-parking.com」を使用していることです。
これは実態のないドメイン保有や一時的なドメイン保持に多く見られる特徴で、実際のサービス運営を行っていない可能性を示唆しています。
不可解な所有権の記載
GoDaddy + Domains By Proxy LLCという構成は、過去に多くの詐欺サイトやフィッシングサイトでも利用されており、運営元の透明性が極めて低い点が重大な懸念事項です。
仮想通貨やFXなどの投資関連サイトでこのような構成が見られる場合は、詐欺的運用やユーザーの資金持ち逃げリスクが非常に高いため、関与は厳禁。
これらの特徴と金融庁からの警告を合わせて考えると、OXShareの危険性は疑いようがありません。


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OXShareの口コミ・評判では「出金できない」との声あり
OXShareに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。
その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。
Yahoo!知恵袋での相談事例
Yahoo!知恵袋では、OXShare自体の相談はまだ確認できませんでした。
ただし、類似の手口による被害報告は増加傾向にあります。
SNSでの情報
X(旧Twitter)でも、OXShareに関する具体的な投稿は見つかりませんでした。
詐欺相談なびでの口コミ
詐欺相談なびでは、以下のような口コミが確認されています。
25/09/09 15:48:21
oxshare.com取引所は作られたばかりのサイトであることや、リスクが高い取引所と指摘されていますマネーロンダリングの疑いが持たれているなど更にお金を送金を送るように指示をされますが全て嘘の話ですのでご注意してください!何らかの理由で引き出しが拒否されるケースがほとんどです。
25/08/16 16:41:41
OXShare Limited取引所は作られたばかりのサイトであることや、リスクが高い取引所と指摘されていますいきなりのフレンド申請や知らない人から投資話を持ち掛けられた場合は詐欺を疑ってください!InstagramやFacebook等の投資広告にも注意が必要です
25/08/01 12:36:14
OXShare Limited取引所は詐欺の取引所の可能性が高いと思われます!最初は信頼できるように見せかけ、資金を集めますが、最終的には出金ができなくなるなどのトラブルが発生します。必ず事前にリサーチを行うことが大切です。
25/07/28 14:27:58
OXShare Limitedは、一見合法的な取引所に見えるものの、実際には存在しない架空の取引プラットフォームです。存在しない規制当局のライセンス情報をサイト上に掲示し、信頼性を装います。過度に高い利益を約束する話には慎重に対応しましょう。
25/07/15 15:06:42
oxshare.com取引所から出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら詐欺の取引所だと疑ってください。最終的には出金ができなくなるなどのトラブルが発生します。怪しいと思ったら相談を!
最初は少額、無料で取引をさせて更に利益をその中で出金をさせて信用させてきます。引用元:詐欺相談なび
詐欺被害ジャパンでの口コミ
詐欺被害ジャパンでは、以下のような口コミが確認されています。
25/07/15 15:07:06
oxshare.com取引所から出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら詐欺の取引所だと疑ってください。
最終的には出金ができなくなるなどのトラブルが発生します。
怪しいと思ったら相談を!
最初は少額、無料で取引をさせて更に利益をその中で出金をさせて信用させてきます。
25/07/15 15:09:24
OXShare Limitedのような架空の取引所に注意し、冷静な判断を持って資産を守ることが大切です。
等の投資広告にも注意が必要です
いかなる投資にもリスクが伴うため、過度に高い利益を約束する話には慎重に対応しましょう。
25/07/28 14:26:24
OXShare Limitedは、一見合法的な取引所に見えるものの、実際には存在しない架空の取引プラットフォームです。
存在しない規制当局のライセンス情報をサイト上に掲示し、信頼性を装います。
過度に高い利益を約束する話には慎重に対応しましょう。
25/08/01 12:35:58
OXShare Limited取引所は詐欺の取引所の可能性が高いと思われます!
最初は信頼できるように見せかけ、資金を集めますが、最終的には出金ができなくなるなどのトラブルが発生します。
必ず事前にリサーチを行うことが大切です。
25/08/16 16:41:59
OXShare Limited取引所は作られたばかりのサイトであることや、リスクが高い取引所と指摘されています
いきなりのフレンド申請や知らない人から投資話を持ち掛けられた場合は詐欺を疑ってください!
InstagramやFacebook等の投資広告にも注意が必要です
引用元:詐欺被害ジャパン
また、「OXShareは危ない取引所」「OXShare詐欺!」など複数の警告が発せられており、危険度の高さがうかがえます。
報告されている被害パターンをまとめました。
- 最初は少額で取引させ、出金も成功させる
- 信用を得たところで高額投資を促す
- 出金時に手数料・税金の先払いを要求
- 最終的に出金拒否され連絡も取れなくなる
- システム上では利益が上がっているように偽装表示
これらの具体的な口コミ情報からも分かるように、OXShareは典型的な投資詐欺サイトの特徴を持っており、絶対に利用を避けるべき危険なサイトです。


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OXShareのトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先
OXShareでトラブルに遭遇した場合、どのような対処法があるのか詳しく解説します。
最初の出金成功に安心して高額投資してしまった方も、まだ諦める必要はありません。
警察相談における現実的な障壁
OXShareの被害を警察に相談する場合、いくつかの障壁があります。
アカウント凍結やアクセス不能といった状況を証明する具体的な証拠(スクリーンショット、取引履歴など)がなければ、詐欺を立証する証拠を集めて整理できていないと、証拠不十分として被害届が受理されません。
また、運営実態が不透明で、セントルシア・レバノンに拠点があると主張していても、実際の所在地を特定することは困難です。
警察は刑事事件として扱いますが、被害金の回収は民事の領域となるため、お金が戻る保証はありません。
実態が完全に詐欺であると証明する資料を作成するのは非常に難しく、一般の方がご自身で対応するハードルは相当高いと言えます。
法律事務所利用時の実際の制約
弁護士への依頼も選択肢の一つですが、OXShareのようなケースでは大きな制約があります。
最大の問題は、訴訟相手の特定が困難なことです。
国際訴訟となれば、現地の法律事務所との連携、翻訳費用、渡航費用など、被害額を上回るコストがかかる可能性があります。
早期対応と証拠保全の重要性
仮想通貨詐欺被害対処法フローチャート
被害回復のためには、以下の証拠を速やかに保全することが重要です。
- 取引画面の全記録(特に初期の出金成功画面)
- 「必ず儲かる」等の勧誘メッセージ
- サポートとのやり取り(連絡が取れなくなる前後)
- 入金記録と送金明細
- SNSやマッチングアプリでの勧誘内容
- 虚偽のライセンス表示画面(特にMSBライセンスの誤用)
ドメイン登録から数年経過していても、突然サイトが消える可能性は常にあります。
証拠が消える前に、できる限り多くの情報を保存しておくことが肝心です。
専門調査会社への相談が最も効果的


OXShareのような複雑な詐欺案件では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も現実的な選択肢となります。
専門調査会社が提供する包括的サポート
- 仮想通貨取引所の運営実態と関連組織の詳細調査
- ブロックチェーン技術を活用した送金先の追跡
- 詐欺を立証する証拠資料の収集と法的分析
- 同様被害者の情報収集と被害パターンの解明
- 警察への被害届提出時に必要な証拠資料の作成
- 弁護士による法的手続きをサポートする詳細な調査報告書の提供
- 国際的な返金交渉の戦略提案とサポート
専門調査会社は、偽の住所や著名人悪用といった詐欺サイトの調査経験を豊富に持っています。
OXShareのように、金融庁から警告を受けながらも運営を続ける悪質なケースでも、高度な技術的調査により運営グループの特定につながる手がかりを見つけ出すことが可能です。
特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類」です。
これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に向上します。
無料の一次調査では、あなたの被害状況を詳しく分析し、返金可能性を専門的に診断してもらえますよ。


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OXShareの仮想通貨詐欺について調査してみた結論


OXShareについて徹底的に調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。
- 金融庁が令和7年6月に正式警告した違法業者
- 代表者不明・運営実態が極めて不透明
- 金融庁未登録で海外ライセンスの裏取りも不可
- WikiFXで「ノンライセンス」(スコア2.11)、苦情多数で評価下落
- WHOIS匿名化+dns-parkingのNSで実態隠蔽、同一住所に詐欺業者履歴あり
- 出金拒否・取引履歴非開示・資金凍結/送金詐欺の被害報告多数
これらの証拠は、OXShareが計画的な詐欺サイトである可能性を強く示しています。
しかし、被害に遭われた方も希望を捨てる必要はありません。
専門調査会社の技術により、複雑な国際詐欺案件でも資金回収への道筋をつけることが可能です。
無料診断を活用し、専門家の力を借りて大切な資産を取り戻す第一歩を踏み出してください。


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