【検証】Emarlado(エマーラド)仮想通貨詐欺の疑い｜虚偽ライセンスで信用偽装

このような被害が急速に拡大しており、「必ず儲かる」という甘い言葉に騙された投資家から悲痛な声が上がっています。

詳しく調査してみると、Emarladoは「セントルシアに拠点がある」と主張しながら、実際には同じ住所に「Tomorrow Technologies Ltd」「Apex mkt Ltd」など複数の金融庁警告済み詐欺サイトが存在し、2025年1月に金融庁から無登録営業の公式警告を受けているという衝撃的な実態が浮かび上がりました。

本記事では、Emarladoの危険性について詳しく検証した内容をお伝えします。

検証の結果、Emarladoは詐欺サイトである可能性が極めて高いことが判明しました。

それでは、調査で判明した事実を順番に解説していきます。

仮想通貨詐欺の疑いがあるEmarlado(エマーラド)の正体

ここでは、Emarladoがどのような組織によって運営されているのか詳しく分析します。

Emarlado(エマーラド)は実態不明の仮想通貨取引所

Emarladoの公式サイトを詳細に分析した結果、金融サービスとして必要な情報がことごとく欠落していることが判明しました。

項目	内容
名称	Emarlado
URL	https://www.emarlado.com/ja/
運営会社	StarLight Wave Ltd
会社登録国/地域	セントルシア
所在地	Ground Floor, The Sotheby Building, Rodney Village, Rodney Bay, Gros-Islet, Saint Lucia
代表者名	不明
メールアドレス	info@emarlado.com
電話番号	+447701426550
ライセンス	不明（金融庁から無登録営業として警告済み）

最も重大な事実は、Emarladoの運営元である「StarLight Wave Ltd」が2025年1月に金融庁から無登録で金融商品取引業を行っているとして公式警告を受けていることです。

この警告文書には「Emarlado」の名称も明確に記載されており、Emarladoが違法業者であることを金融庁が公式に認定した決定的な証拠。

日本国内で金融商品取引業を行うには、金融商品取引法に基づく登録が必須であり、無登録での営業は明確な違法行為です。この警告により、Emarladoの違法性は疑いの余地がありません。

同一住所に複数の詐欺サイトが集結

Emarladoの調査で最も衝撃的だったのは、記載されている住所「Ground Floor, The Sotheby Building, Rodney Village, Rodney Bay, Gros-Islet, Saint Lucia」が、組織的な詐欺ネットワークの拠点として使用されている事実です。

この同一住所には、以下の複数の取引所が存在しており、そのすべてが金融庁から警告を受けている詐欺業者でした。

これは偶然ではなく、計画的かつ組織的な詐欺グループが同一拠点を使って複数の偽装取引所を運営している明確な証拠です。

一つの住所に複数の詐欺業者が集中しているという事実は、国際的な詐欺ネットワークの存在を示しています。

電話番号の国籍偽装

Emarladoの電話番号「+447701426550」は「+44」から始まるイギリスの国番号です。

しかし、運営会社はセントルシアに登録されているとされています。

セントルシアは固有の国番号「+1-758」を所有しているため、本来であればセントルシアの番号を使用するはずです。

この不一致は、実際の運営拠点がセントルシアではなく、電話番号から運営実態を隠蔽するための偽装工作である可能性を強く示唆しています。

巧妙に設計された信用獲得システム

被害者からの証言によると、「余りに登録したサイトがよく出来ているので迷っていました」という状況があります。

これは、Emarladoが表面的に信頼できる取引所に見えるよう巧妙に設計された証拠です。

しかし、実際には出金が不可能になる仕組みが組み込まれており、最初は少額の出金を成功させて信用を得た後、高額投資を促してから資金を奪うという典型的な「ハニーポット型詐欺」の構造になっています。

Emarlado(エマーラド)の金融ライセンス保有状況を検証

仮想通貨取引所の信頼性を判断する上で、適切なライセンスの保有は必須条件です。

Emarladoのライセンス状況について詳しく調査しました。

日本の規制当局への登録状況

金融庁の公式データベースで確認したところ、Emarladoは登録業者リストに掲載されていないどころか、2025年1月に無登録営業として公式警告を受けていることが確認されました。

この警告は、Emarladoが金融商品取引法に違反して無登録で金融商品取引業を行っていることを金融庁が公式に認定したものです。

警告を受けている時点で、Emarladoの利用は完全に違法であることが確定しています。

海外ライセンスの実態が不明

Emarladoの公式サイトでは、取引所が持つライセンスに言及している内容が一切見つかりません。

本来であれば、登録国や会社の拠点がある地域でのライセンス情報が記載されているものですが、そういった内容が全くないことからも、Emarladoは正式なライセンスを持たない架空の取引所である可能性が極めて高いと考えられます。

セントルシアに拠点があると主張しているにもかかわらず、セントルシアの金融規制当局からの認可に関する記載も一切ありません。

第三者機関での評価

世界中の金融業者情報を網羅するWikiFXでは、Emarladoに対して以下のような極めて厳しい評価を下しています。

この評価は、Emarladoが信頼できる取引所ではないことを明確に示しています。

第三者機関からこのような評価を受けている時点で、利用は避けるべきでしょう。

Emarlado(エマーラド)のドメイン情報から見える運営実態

ウェブサイトの素性を探る上で、ドメイン登録データは貴重な手がかりとなります。

Emarladoのドメインを技術的に分析した結果を報告します。

運営者情報の透明性

項目	内容
ドメイン文字列	emarlado.com
ドメイン登録日	2023年10月17日
レジストラ	GoDaddy.com, LLC
登録国	アメリカ（Domains By Proxy, LLC / Arizona）
登録者情報	完全匿名（Domains By Proxy, LLC により匿名化）

emarlado.comは2023年10月17日に登録された比較的新しいドメインであり、運営実績が浅く信頼性を客観的に評価する材料が乏しい状態です。

詐欺サイトは短期間で資金を集めて姿を消すため、このような新規ドメインを使用することが多く見られます。

不可解な所有権の記載

登録者情報は「Domains By Proxy, LLC」によって完全に匿名化されており、運営者の素性を確認することができません。

これは、仮想通貨やFXを装った詐欺サイトで頻繁に用いられる典型的なパターンです。

さらに、ドメインのステータスには「clientTransferProhibited」などの複数の保護制限が設定されており、トラブル時に第三者がドメイン移管などで追跡や凍結対応を行いにくい仕組みになっています。

正規の金融サービスを提供する企業であれば、こうした匿名性の高い運用はまず行わないため、この構造自体が詐欺サイトの示唆です。

Emarlado(エマーラド)の口コミ・評判では「出金できない」との声あり

Emarladoに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。

その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。

Yahoo!知恵袋での相談事例

Yahoo!知恵袋では、Emarlado自体の相談はまだ確認できませんでした。

ただし、類似の手口による被害報告は増加傾向にあります。

SNSでの情報

X（旧Twitter）でも、Emarladoに関する具体的な投稿は見つかりませんでした。

詐欺相談なびでの口コミ

詐欺相談なびでは、以下のような口コミが確認されています。

24/10/01 09:19:15

先週emarlado.comで取引を始めましたが、最初からあまりにも不自然な遅延があり、取引を進めるとさらに高額な手数料が発生することが分かりました。これは明らかに詐欺の手口です。後から考えると、公式サイトやレビューをもっと慎重に確認すべきだったと後悔しています。

引用元：詐欺相談なび

詐欺被害ジャパンでの口コミ

詐欺被害ジャパンでは、以下のような口コミが確認されています。

24/09/26 11:24:37

仮想通貨詐欺　Emarlado　返金・出金できない

24/09/30 16:31:05

Emarladoの登録アカウントを削除する方法を知っている方、具体的に教えて頂きたいのです。カード情報は入力してないですが、電話を入力した為、１日何十回もの電話がかかって、迷惑しているのです。

24/10/01 11:19:03

Emarlaboに数日前に250ドル、昨日1000ドル、合計20万円入金しました。今日また、電話がかかってきます。

25/01/30 09:30:39

Emarladoで100万やられました。
FXです。それもたった一日で…
追加融資を450万求めてますので無視しています。
その後Emarladoの実態を知りました。
遅かったです。
絶対に関わらないで下さい。

25/05/30 19:20:03

emarladoの詐欺にあい600万円騙し取られました。
相手は巧みで色々な職員を窓口にして、返金を要求してもシステムのを理由にして返金出来ませんでした。
emarladoから返金した実績があるとwebで謳っていたA◯◯法律事務所 有◯◯◯弁護士に依頼してもダメで泣きっ面に蜂でした。
グループで騙してくるので、みなさま絶対接触しないようお気をつけてください。

引用元：詐欺被害ジャパン

これらの証言から、Emarladoは出金拒否や不当な手数料要求といった、詐欺取引所に典型的な手口を用いていることが明らかです。

また、「Emarladoは危ない取引所」「Emarlado詐欺！」など複数の警告が発せられており、危険度の高さがうかがえます。

報告されている被害パターンをまとめました。

これらの具体的な口コミ情報からも分かるように、Emarladoは典型的な投資詐欺サイトの特徴を持っており、絶対に利用を避けるべき危険なサイトです。

Emarlado(エマーラド)のトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先

Emarladoでトラブルに遭遇した場合、どのような対処法があるのか詳しく解説します。

最初の出金成功に安心して高額投資してしまった方も、まだ諦める必要はありません。

警察相談における現実的な障壁

Emarladoの被害を警察に相談する場合、いくつかの障壁があります。

アカウント凍結やアクセス不能といった状況を証明する具体的な証拠（スクリーンショット、取引履歴など）がなければ、詐欺を立証する証拠を集めて整理できていないと、証拠不十分として被害届が受理されません。

また、運営実態がセントルシアの同一住所に複数の詐欺業者が集中する国際的な詐欺ネットワークであるため、国際捜査の複雑性が問題となります。

警察は刑事事件として扱いますが、被害金の回収は民事の領域となるため、お金が戻る保証はありません。

実態が完全に詐欺であると証明する資料を作成するのは非常に難しく、一般の方がご自身で対応するハードルは相当高いと言えます。

法律事務所利用時の実際の制約

弁護士への依頼も選択肢の一つですが、Emarladoのようなケースでは大きな制約があります。

最大の問題は、訴訟相手の特定が困難なことです。

偽の住所、機能していない運営会社のウェブサイト、完全に匿名化されたドメイン情報など、法的手続きを進めるための基本情報が信頼できません。

国際訴訟となれば、現地の法律事務所との連携、翻訳費用、渡航費用など、被害額を上回るコストがかかる可能性があります。

早期対応と証拠保全の重要性

被害回復のためには、以下の証拠を速やかに保全することが重要です。

ドメイン登録から数年経過していても、突然サイトが消える可能性は常にあります。

証拠が消える前に、できる限り多くの情報を保存しておくことが肝心です。

専門調査会社への相談が最も効果的

Emarladoのような複雑な詐欺案件では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も現実的な選択肢となります。

専門調査会社は、偽の住所や著名人悪用といった詐欺サイトの調査経験を豊富に持っています。

過去に金融庁から警告を受けた詐欺サイトと酷似する住所や、堀江氏の画像を悪用する手口から、運営グループの特定につながる手がかりを見つけ出すことができます。

特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類」です。

これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に向上します。

無料の一次調査では、あなたの被害状況を詳しく分析し、返金可能性を専門的に診断してもらえますよ。

Emarlado(エマーラド)の仮想通貨詐欺について調査してみた結論

Emarladoについて徹底的に調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。

これらの証拠は、Emarladoが計画的な詐欺サイトである可能性を強く示しています。

しかし、被害に遭われた方も希望を捨てる必要はありません。

専門調査会社の技術により、複雑な国際詐欺案件でも資金回収への道筋をつけることが可能です。

無料診断を活用し、専門家の力を借りて大切な資産を取り戻す第一歩を踏み出してください。

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