
ProxTrend(プロックストレンド)で仮想通貨投資を始めたら、正規の仮想通貨取引所を経由して偽サイトに送金させられ、偽の利益が上がっているように見せかけられた後、出金しようとすると「税金や手数料が必要」「マネーロンダリングの疑いがある」として追加送金を要求され、最終的にサポートから連絡が途絶えた。
このような被害が急速に拡大しており、「短期間で大きな利益が出る」という甘い言葉に騙された投資家から悲痛な声が上がっています。
詳しく調査してみると、ProxTrendは令和7年6月に金融庁から店頭デリバティブ取引の勧誘を行っているとして正式に警告を受けており、さらに過去に金融庁から警告を受けた複数の架空取引所と全く同じ住所を使用している、12ヶ月以上口座を動かさなかった場合に10,001,000ユーロ(約1,616万円)の休眠手数料を請求するなど、組織的な詐欺の疑いが極めて濃厚な実態が浮かび上がりました。
本記事では、ProxTrendの危険性について詳しく検証した内容をお伝えします。
それでは、調査で判明した事実を順番に解説していきます。


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この記事の監修者
安田 健司
情報セキュリティ・詐欺検証専門家
情報セキュリティ分野で10年以上の実務経験を持つ専門家。300件以上の詐欺案件を検証・分析し、消費者の皆様を詐欺被害から守る活動を続けています。最新のセキュリティ技術動向も調査し、実務に基づいた現実的なアドバイスを提供しています。
仮想通貨詐欺の疑いがあるProxTrend(プロックストレンド)の正体
ここでは、ProxTrendがどのような組織によって運営されているのか詳しく分析します。
ProxTrend(プロックストレンド)は金融庁から警告を受けている取引所
ProxTrendの公式サイトを詳細に分析した結果、運営に関する重大な問題が次々と判明しました。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ProxTrend |
URL | https://www.proxtrendltd.com |
運営会社 | Proxtrend Ltd |
会社登録国/地域 | コモロ連合・ムワリ島 |
所在地 | PB 1257 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM |
代表者名 | 不明 |
メールアドレス | info@proxtrend.com |
電話番号 | +92 315 8904174 |
ライセンス | BFX2024053(Mwali International Services Authority) |
最も重大な事実として、ProxTrendは令和7年6月に金融庁からインターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたとして正式に警告を受けています。
この警告により、ProxTrendが日本国内での営業が違法行為であることが公式に確認されている状況。
金融庁から警告を受けた業者は、過去の事例を見ても出金できないなどの深刻なトラブルが多発しており、この警告はProxTrendが危険な業者である決定的な証拠となります。
過去の詐欺サイトと同一住所を使用する組織的犯行
ProxTrendの所在地「PB 1257 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM」は、過去に詐欺取引所として金融庁から警告を受けた「Fxonet」などと全く同じ住所です。
これは偶然ではなく、同一グループがサイトを閉鎖しても名前を変えて繰り返し詐欺を行う組織的犯行の証拠と考えられます。
- 住所が一致:複数の詐欺サイトと同一
- 金融庁警告歴あり:「Fxonet」でも使用
- 意図的な使い回し:閉鎖→新名称で再開の典型手口
正規プラットフォームを回避する手口
ProxTrendは、BinanceやBybitといった正規の取引所を経由させることで安心感を与え、実際には偽サイトに資金を送金させる仕組みを使っています。
- 偽の利益表示:画面上は利益が増えるが、実際は市場と無関係の演出
- 追加投資を誘導:利益が出ているように見せかけ入金を促す
- 高額手数料:出金時に不当な請求、12ヶ月放置で休眠手数料1000ユーロ(約16万円)
ProxTrend(プロックストレンド)の金融ライセンス保有状況を検証
仮想通貨取引所の信頼性を判断する上で、適切なライセンスの保有は必須条件です。
ProxTrendのライセンス状況について詳しく調査しました。
日本の規制当局への登録状況
金融庁の登録業者リストを確認しましたが、ProxTrendの名前は一切掲載されていませんでした。
無登録業者との取引は、トラブルが発生しても法的保護を受けられない可能性が高く、極めて危険です。
海外ライセンスの実態が不明
ProxTrendの公式サイトでは、「ムワリ国際サービス局(Mwali International Services Authority)の認可および規制を受けている」との記載があり、ライセンス番号として「BFX2024053」が提示されています。
しかし、このライセンスには重大な問題があります。ムワリ国際サービス局は、コモロ連合のムワリ島に拠点を置く機関ですが、その実態は以下のようなものです。
- 審査基準が極めて緩い:ほぼ書類審査のみで取得可能とされています
- 実在確認が不要:現地での事業活動や実在確認は一切行われません
- 投資家保護の仕組みの不在:他国の金融当局との協力体制を持たず、投資家保護の仕組みもありません
具体的な情報を検索してもそれらしい内容は見つからず、このライセンス自体の実在性にも疑問があります。
多くの詐欺的な業者がこの機関のライセンスを悪用しており、金融規制の信頼性は著しく低いため、ライセンスの提示だけで信用するのは非常に危険です。
第三者機関での評価
世界中の金融業者情報を網羅するWikiFXでは、ProxTrendに対して以下のような極めて厳しい評価を下しています。


- スコア:1.26(極めて低い)
- ライセンス状況:ノンライセンス
- リスク警告:「疑わしいライセンス」「評価が低すぎる」「利用しないでください」
この評価は、ProxTrendが信頼できる取引所ではないことを明確に示しています。
ProxTrend(プロックストレンド)のドメイン情報から見える運営実態
ウェブサイトの素性を探る上で、ドメイン登録データは貴重な手がかりとなります。
ProxTrendのドメインを技術的に分析した結果を報告します。
ドメイン基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
ドメイン文字列 | proxtrendltd.com |
ドメイン登録日 | 2024年4月5日 |
レジストラ | GoDaddy.com, LLC |
登録国 | アメリカ(US) |
登録者情報 | Domains By Proxy, LLC(代理登録により完全非公開) |
このサイトのドメインは2024年4月に登録されたばかりで、まだ1年も経過していません。
登録者情報は「Domains By Proxy」というサービスを使って完全に隠されており、実際に誰が運営しているのかを特定することができません。
不可解な所有権の記載
詐欺サイトでは、「新しいドメイン」かつ「匿名運営」が非常に多く、今回のケースもその典型です。
投資や金融商品を扱うサイトであれば、本来は会社情報や運営者情報が明確であるべきですが、そのような透明性がないサイトは非常に高いリスクがあると判断されます。
レジストラはGoDaddyですが、匿名性の高い運営が可能なため、信頼性の裏付けにはなりません。
詐欺サイトによくある「新規ドメイン + 登録情報の秘匿」の典型的なパターンと完全に一致します。


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ProxTrend(プロックストレンド)の口コミ・評判では「出金できない」との声あり
ProxTrendに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。
その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。
Yahoo!知恵袋での相談事例
Yahoo!知恵袋では、ProxTrend自体の相談はまだ確認できませんでした。
ただし、類似の手口による被害報告は増加傾向にあります。
SNSでの情報
X(旧Twitter)でも、ProxTrendに関する具体的な投稿は見つかりませんでした。
詐欺相談なびでの口コミ
詐欺相談ナビでは、以下のような口コミが確認されています。
25/05/16 17:04:05
6回の出金と2回の数万円の少額の入金がありました。結果、最後の500万円を出金した翌日に残高0になっていました。何回も問い合わせても現金は戻りません。合計1,700万円の出金したお金は戻ってきません。根こそぎ取られました。参りました。この先真暗です。
Proxtrend プロックストレンドは完全なる詐欺だ!
25/03/17 14:38:18
プロックストレンド取引所を仲介した紹介者は2人で一緒に将来の資金を稼ごう!必ず儲かる!出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら危険だと思ってください。InstagramやFacebook等の投資広告にも注意が必要です投資の際には、情報を十分に調べ、信頼性のあるプラットフォームを選びましょう。
25/03/13 15:20:42
Proxtrend プロクストレンド 出金詐欺!!送金しては駄目ですね!
25/02/04 09:51:11
ProxTrendは巧妙で、正規プラットフォーム(仮想通貨)を通じ偽サイトに送金させて、偽サイトで偽の利益が上がっているようにみせる場合もあります。
25/01/30 12:36:29ProxTrend取引所は作られたばかりのサイトであることや、リスクが高い取引所と指摘されていますし詐欺師達はサイトを作っては短期間で資金を騙し取って逃げるということを繰り返しています。取引所が規制当局からの認可を受けているかどうか、必ず公式サイトで確認しましょう。
引用元:詐欺相談ナビ
詐欺被害ジャパンでの口コミ
詐欺被害ジャパンでは、以下のような口コミが確認されています。
25/01/31 14:19:10
ProxTrend取引所は投資詐欺の可能性が高い取引所です。
認証やライセンスの確認: 規制当局の認可を受けていると主張する場合、その認証が本物かどうかを調査しましょう。
最初は少額、無料で取引をさせて更に利益をその中で出金をさせて信用させてきます。始め出金できたから大丈夫というのは危険です!
25/02/08 18:15:11
ProxTrend取引所は危険な仮想通貨詐欺なので送金しては駄目ですね!
25/03/17 14:33:01
プロックストレンド取引所を仲介した紹介者は2人で一緒に将来の資金を稼ごう!必ず儲かる!出金する際に先に手数料、税金を払う必要があると言われたら危険だと思ってください。
InstagramやFacebook等の投資広告にも注意が必要です
投資の際には、情報を十分に調べ、信頼性のあるプラットフォームを選びましょう。
25/04/15 20:41:22
プロクストレンドから返金できませんか?根こそぎ取られました
引用元:詐欺被害ジャパン
また、「ProxTrendは危ない取引所」「ProxTrend詐欺!」など複数の警告が発せられており、危険度の高さがうかがえます。
報告されている被害パターンをまとめました。
- 最初は少額で取引させ、出金も成功させる
- 信用を得たところで高額投資を促す
- 出金時に手数料・税金の先払いを要求
- 最終的に出金拒否され連絡も取れなくなる
- システム上では利益が上がっているように偽装表示
これらの具体的な口コミ情報からも分かるように、ProxTrendは典型的な投資詐欺サイトの特徴を持っており、絶対に利用を避けるべき危険なサイトです。


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ProxTrend(プロックストレンド)のトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先
ProxTrendでトラブルに遭遇した場合、どのような対処法があるのか詳しく解説します。
最初の出金成功に安心して高額投資してしまった方も、まだ諦める必要はありません。
警察相談における現実的な障壁
ProxTrendの被害を警察に相談する場合、いくつかの障壁があります。
「短期間で大きな利益が出る」という勧誘文句は明らかに違法ですが、それを証明する録音や記録がなければ立証は困難です。
また、運営実態が完全匿名化されており、コモロ連合・ムワリ島が拠点と示唆されているだけでは、国際捜査の糸口すらつかめません。
警察は詐欺の証拠が不十分だと被害届を受理してくれない場合があります。
実態が完全に詐欺であると証明する資料を作成するのは非常に難しく、一般の方がご自身で対応するハードルは相当高いです。
また、警察には民事不介入の原則があるため、返金対応まで行うことができないという事情も。
しかし、実際の住所は過去の詐欺サイトと酷似しており、実体のない可能性が高いです。
法律事務所利用時の実際の制約
弁護士への依頼も選択肢の一つですが、ProxTrendのようなケースでは大きな制約があります。
最大の問題は、訴訟相手の特定が困難なことです。
偽の住所、機能していない運営会社のウェブサイト、完全に匿名化されたドメイン情報など、法的手続きを進めるための基本情報が信頼できません。
早期対応と証拠保全の重要性
仮想通貨詐欺被害対処法フローチャート
被害回復のためには、以下の証拠を速やかに保全することが重要です。
- 取引画面の全記録(特に初期の出金成功画面)
- 「必ず儲かる」等の勧誘メッセージ
- サポートとのやり取り(連絡が取れなくなる前後)
- 入金記録と送金明細
- SNSやマッチングアプリでの勧誘内容
- 虚偽のライセンス表示画面(特にMSBライセンスの誤用)
ドメイン登録から数年経過していても、突然サイトが消える可能性は常にあります。
証拠が消える前に、できる限り多くの情報を保存しておくことが肝心です。
専門調査会社への相談が最も効果的


ProxTrendのような複雑な詐欺案件では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も現実的な選択肢となります。
専門調査会社が提供する包括的サポート
- 仮想通貨取引所の運営実態と関連組織の詳細調査
- ブロックチェーン技術を活用した送金先の追跡
- 詐欺を立証する証拠資料の収集と法的分析
- 同様被害者の情報収集と被害パターンの解明
- 警察への被害届提出時に必要な証拠資料の作成
- 弁護士による法的手続きをサポートする詳細な調査報告書の提供
- 国際的な返金交渉の戦略提案とサポート
専門調査会社は、偽の住所や著名人悪用といった詐欺サイトの調査経験を豊富に持っています。
過去に金融庁から警告を受けた詐欺サイトと酷似する住所や、堀江氏の画像を悪用する手口から、運営グループの特定につながる手がかりを見つけ出すことができます。
特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類」です。
これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に向上します。
無料の一次調査では、あなたの被害状況を詳しく分析し、返金可能性を専門的に診断してもらえますよ。


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ProxTrend(プロックストレンド)の仮想通貨詐欺について調査してみた結論


ProxTrendについて徹底的に調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。
- 取引画面の全記録(特に偽の利益表示画面)
- 「短期間で大きな利益が出る」等の勧誘メッセージ
- 正規取引所から偽サイトへの送金経路の記録
- BinanceやBybit等の正規取引所での取引履歴
- サポートとのやり取り(連絡が取れなくなる前後)
- 入金記録と送金明細
- 税金や手数料の追加送金要求の記録
- 休眠手数料(10,001,000ユーロ)に関する約款のスクリーンショット
- 金融庁の警告文書のスクリーンショット
- ProxTrendと過去の詐欺サイト(Fxonet等)の同一住所使用を示す証拠
- WikiFXでの低評価スコア(1.260)のスクリーンショット
- ムワリ国際サービス局のライセンスの疑わしさを示す情報
これらの証拠は、ProxTrendが計画的な詐欺サイトである可能性を強く示しています。
しかし、被害に遭われた方も希望を捨てる必要はありません。
専門調査会社の技術により、複雑な国際詐欺案件でも資金回収への道筋をつけることが可能です。
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